「明日は雨」は、英語で2通りある
「中級英文法」のレッスン 2 / 15・約5分
will と be going to の違いは、いつ決めたか・根拠があるか。
このレッスンで学ぶこと
- will と be going to は、決めたタイミングで選ぶ
- 予測は、目の前の証拠があるかで選ぶ
レッスンの内容
「明日は雨」は、英語で2通りある
天気予報の「明日は雨」も、黒い雲を見上げた「雨が降るぞ」も、日本語は同じ「降る」ですよね。
でも英語では It will rain. と It's going to rain. を使い分けます。
決めたのは、いつ?
まずは予定の話から。予定を選び、決めたタイミングを「いま」と「前から」で切り替えてみましょう。英文のどこが変わるかに注目です。
決めたのは、話す前か今か
牛乳を切らして、その場で決めたら I'll buy some.。will は話しながら決めたことを表します。
前から決めた予定なら I'm going to wear my black dress tonight.
とっさの「開けますよ」
問題:両手に荷物を抱えた人が、ドアの前で困っています。それを見て、とっさに「開けますよ」と言うなら、どれが自然でしょうか。
- I'll open the door for you.(正解)
- I'm going to open the door for you.
- I open the door for you.
解説:困っている人を見て、その場で決めた申し出なので will です。I'll と短く言うのが自然です。
変わるのは be動詞だけ
I'm going to buy の am はbe動詞なので、主語が She なら She's going to buy に変わります。
going to と will の後ろの動詞は、どちらも原形のままです。
空欄に入るのは?
問題:前から決めていた予定です。「彼女は今週末、両親を訪ねる予定です」。She [ ? ] visit her parents this weekend. の空欄に入るのはどれでしょうか。
- is going to(正解)
- going to
- will going to
解説:前からの予定は be going to です。主語が She なので be動詞は is になり、後ろの visit は原形です。
「〜します」は、どちらにもなる
「明日、映画を見に行きます」は、前から決めた予定にも、いま決めたことにも使えます。だから英語でも will を選びがち。
チケットを買ってあるなら I'm going to see a movie tomorrow.
○か✕か
○か✕か:1週間前から決めていた「明日は映画を見に行きます」を英語で伝えるなら、will を使うのが自然だ。
答え:✕。前から決めていた予定は be going to を使います。will だと、話しながら今決めたように伝わります。
証拠が見えているなら going to
予測も同じです。子どもの手でグラスが傾いていたら Look out! He's going to break that glass.
be going to は、目の前の証拠から「このままだと起きる」と言う形です。
will は、事実として言い切る
予報の There will be strong winds tomorrow. は目の前の何かを指していません。
未来のことを事実として伝えるとき、英語は will を選びます。
黒い雲を指さして
問題:空を見上げると、真っ黒な雲が近づいています。その雲を指さして「雨が降りそう」と言うとき、より自然なのはどれでしょうか。
- It's going to rain.(正解)
- It will rain.
- It rains.
解説:見えている黒い雲が証拠なので be going to です。天気予報のように事実として伝えるなら will が自然です。
未来は、決めた時と根拠で選ぶ
- その場で決めたことや申し出は will。
I'll buy some. - 話す前から決めていた予定は be going to。
I'm going to see a movie tomorrow. - 予測は、目の前の証拠を指すなら going to、事実として言い切るなら will
- どちらも、後ろの動詞は原形のまま
総仕上げ
問題:英語で未来のことを言うとき、will と be going to のどちらを使うかを決める手がかりは何でしょうか。
- 話す前に決めていたか、いま証拠があるか(正解)
- その出来事が近い未来か、遠い未来か
- 話す相手が目上の人か、親しい人か
解説:使い分けのカギは、決めたタイミングと根拠です。「明日は雨」も、予報なら It will rain.、黒い雲を見たなら It's going to rain. になります。お疲れ様でした。では過去の話は1通りで言えるでしょうか。実は「鍵をなくした」も英語では2通りあり、片方に yesterday をつけると間違いになります。次のレッスンでは、過去と今をつなぐ have + 過去分詞を見ていきます。
用語
- 原形(Base form)
- s や ed、ing がつかない動詞の元の形。buy、visit、go など。
- be動詞(be-verb)
- am / is / are のこと。主語に合わせて使い分けます。be going to の be もこれです。