「男→女」には、向きがある

「数学が苦手でもわかる、ベクトルの仕組み」のレッスン 6 / 8・約7分

「男→女」の矢印と「王→女王」の矢印は、実際のデータでも同じ側を向きます。意味が向きとして入っているから類推ができ、同じ理由で偏見も入りこみます。

このレッスンで学ぶこと

  • 意味の違いは向きとして入り、類推はその向きを運ぶ計算である
  • 偏見も向きとして入り、向きなら測って一部を取り除ける

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用語

類推(Analogy)
矢印を計算して出た点に一番近い言葉で、「AにとってのBはCの何?」に答えること。
埋め込み(Embedding)
意味が近い言葉ほど近くに並ぶよう、言葉や文章を数字の列で表したもの。AIが処理に使います。
性別の方向(Gender direction)
男→女や王→女王のように、男性形から女性形へ向かう矢印に共通する向きのことです。
コサイン類似度(Cosine similarity)
2本の矢印の長さをそろえて向きの一致度を表した値。同じ向きなら1、直角なら0、逆向きなら−1になります。